合格率80%以上の国家資格
三陸特 (第三級陸上特殊無線技士) は主に、警察無線や消防無線、鉄道無線、タクシー無線などの基地局や、
陸上移動局、携帯局、MCA無線の制御局、ローカル5G、産業用ドローンの操作など、さまざまなシーンで必要とされている国家資格です。
目的をもって取得される方はもちろん、消防設備士甲種の受験資格や上位資格を取得するための第一歩として取得される方も多くいらっしゃいます。
難易度も高くなく、 対面での講座は1日で完了することが多いため、取得しやすく人気の高い資格です。
※ちなみに、弊社での合格率は99.9%です!
資格取得までたった1日
三陸特 (第三級陸上特殊無線技士) を取得するには、「国家試験を受験」もしくは「養成課程を受講し修了試験を受験」の2つの方法があります。
養成課程の場合、1日でカリキュラムが終わることもあり、陸上特殊無線技士の中でも比較的取得しやすい免許と言われています。
国家試験を受験する場合でも、CBT方式による試験の利用が可能となったので、計画的に資格を取得することができます。
総務省認定の講座+試験
養成課程とは、総務省から認定を受けた機関が、講座と試験をセットで行っている制度です。
電波法で定められた時間の講座を受講し、その後実施する修了試験に合格すれば国家資格を取得することができます。
三陸特を取得する方の約9割が養成課程を利用しており、お忙しい方でも短期間で効率よく資格取得を目指すのに最適です。
さらに、eラーニングなら自分のペースでカリキュラムを進めることができます。
ご自宅の近くで受けられるCBT試験
CBTとは、コンピュータを使った試験方式のことで、「Computer Based Testing」の略称です。
弊社では、試験会場が47都道府県・全国350ヶ所以上あるCBTテストセンターと提携しているため、お近くの試験会場を選び受験をすることができます。
試験会場や受験日時は予約制となるため、ご自身のご都合の良いタイミングで受験をすることができます。
取得すると何ができる?
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ローカル5Gの無線従事者として働ける
携帯電話事業者 (NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル) が提供する5Gとは別に、会社の事業者内など限定したエリアに専用の基地局を用いて、自営の5G無線通信を使用することができます。モバイルの世界は基地局や無線、端末、コアネットワークなど様々な技術の組み合わせにより日々進化しています。ローカル5G基地局開局に必須となる無線の入り口としても理解しやすい、オススメの資格です。
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タクシー無線の管理ができる
タクシーの乗車中に他のタクシー同士の会話が無線機から聞こえてきた経験がある方も多いのではないでしょうか。タクシーの配車業務の通信手段として使われているタクシー無線ですが、三陸特を持っていれば、タクシー会社の本社などで「主任無線従事者として選任 (届出) 」され、タクシー無線の管理を任されることができます。
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消防設備士甲種の受験ができる
さまざまな建物に設置されている消防設備 (屋内消火栓、消化器、スプリンクラー、自動火災報知設備など) を、点検・整備・工事するために必要な「消防設備士甲種」の受験資格を得られる国家資格に「無線従事者資格」があります。もちろん、三陸特も該当するので、三陸特を取得すれば、消防設備士甲種の受験が可能となります。
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産業用ドローンの操作ができる
これまで地上で行っていた農薬散布を、ドローンを使って空中散布することができます。作業時間を約1/3に短縮することができ、作業効率の向上が図れます。また、戸建住宅の屋根点検でも利用ができるため、作業者が屋根上がることによる危険性の排除が可能となります。
三陸特資格保有者の声
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ローカル5Gの基地局を使う事業者は、総務省へ事前に使用する基地局免許の申請を行う必要があります。その申請手続きで、三陸特以上の資格を持った無線従事者を選任するのですが、資格を取得したおかげでスムーズに申請を進めることができました。
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橋梁の裏側や、ダムの放水路など人が立ち入れない場所の点検にドローンを使用するのですが、ドローンの操縦には三陸特の資格が必須です。ドローン業務に三陸特の資格を活用できています。
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無線従事者の資格を有していれば、消防設備士甲種の受験資格が得られます。
まず三陸特の資格を取得し、その後無事に、消防設備士甲種の資格を取得することができました。